あなたの⼀歩が、
「宴」を完成させる。

2025年大阪・関西万博の外食パビリオンを舞台に展開される国際インターンシッププロジェクト「宴(UTAGE)」は、就職難に悩む留学生、人材不足に直面する外食産業、産業ごとの人気格差が広がる就活市場、そして再挑戦を志す学生チームという4者の異なる課題と想いが交差し、「留学生×外食×就職」を共通テーマに多様な関係者が連携することで誕生した、社会課題とキャリア形成の実践的な“実験の場”です。

はじめに:「宴」という不思議な名前のプロジェクト

「宴(うたげ)」という言葉から、みなさんは何を思い浮かべますか?
 
にぎやかで楽しい食事の場、笑い合う人々、文化の交流…
実はこの「宴」は、2025年大阪・関西万博の外食パビリオンを舞台にした国際インターンシッププロジェクトの名前でもあります。
※本プロジェクトの正式名称は「グローバルインターンシップ『宴』(UTAGE)」です。
 
でも、どうして「万博」「外食」「インターン」「留学生」…というバラバラに見えるテーマが、ひとつのプロジェクトとしてつながったのでしょうか?
 
今回は、「宴」プロジェクトが『なぜ始まったのか?』という裏側の物語に焦点を当てて、お話しします。

背景にある、バラバラな悩み

「宴」プロジェクトのきっかけは、4つの異なる立場の人たちが、それぞれの課題に悩んでいたことから始まります。

1. 留学生の悩み:「就職が難しい」

これまで培ってきた私たちの経験や実績をもとに、数々の素晴らしいお客様にご愛顧いただいております
実は、日本にいる留学生の就職率は50%未満です。

企業の理解不足、制度の壁、インターンの少なさ――さまざまな理由で、チャンスを得にくいのが現実です。

 

そんな現状を何とかしたいと考えていたのが、一般社団法人Transcend-Learningという団体です。彼らは長年、留学生の就職を支援してきましたが、「もっと現場型で、社会とつながるインターンが必要だ」と考えていました。

2. 外食産業の悩み:「人材が集まらない」

一方、外食業界には、また別の課題が存在します。

 

国内市場の成熟に伴い、今や海外展開は不可欠となっています。しかし、その実現には、多様な文化や言語を理解する人材の確保が不可欠です。

ところが、外食業界は「現場が過酷そう」「キャリアパスが不透明」といったイメージを持たれやすく、学生や留学生からの人気はあまり高くありません。

 

こうした状況を打開すべく、一般社団法人大阪外食産業協会(ORA)が立ち上がりました。

「新たな切り口で外食産業の魅力を発信できないか」、「業界関係者に高度人材の重要性を伝えられないか」といった問題意識のもと、「宴」プロジェクトへの参画を決定しました。

3. 就活市場の悩み:「人気が二極化している」

さらにもうひとつ。

大手ばかりが人気を集め、産業全体の魅力が下がっているという就活市場の課題に注目したのが、株式会社電通です。

 

社会的に光を失いつつある産業――例えば外食や製造業――に「再び注目を集める仕掛けをしたい」という“マーケティング”視点から、このプロジェクトに加わりました。

 

電通はさらに、Web3.0やNFTなどの新技術を活かして、参加者の実績や学びを見える化しようと、「アメちゃんNFT」という仕組みも導入しました。

4. 学生たちの挑戦:「前回の悔しさを形にしたい」

最後に、この「宴(UTAGE)」プロジェクトには、学生たち自身の思いと行動が深く関わっています。

 

2024年、一般社団法人Transcend-Learningが主催するインターンプログラム「FDP(FUTURE DESIGN PROJECT)」に参加した留学生チームが、“留学生の就活課題”の解決策を本気で社会に届けたいと考え、クラウドファンディングに挑戦しました。

 

しかし結果は、資金調達ならず――失敗。それでも、彼らは諦めませんでした。

 

「やっぱり社会は動かせない」とあきらめるのではなく、

「やり方を変えれば、もう一度チャレンジできるはず」と信じて、動き続けました。

その動きは、あくまでひとつの小さなきっかけにすぎませんでしたが、

同じように課題を感じていた外食業界や企業、支援団体の間でも、「今こそ新しい形の協働が必要だ」という声が重なり始めました。

 

それぞれの立場から持ち寄られた問題意識と目的が、「留学生×外食×就職」という共通のテーマで結びつき、やがて『宴(UTAGE)』というプロジェクトとして形になっていったのです。

それぞれの課題が、ひとつの道に

こうして、「宴」は単なるインターンではなく、異なる課題を持った人たちが、共通のテーマ=“留学生と外食の未来”に向き合う実験の場となりました。

  • 留学生にとっては、社会とつながるチャンス
  • 外食産業にとっては、新しい人材との出会い
  • 企業にとっては、社会課題に向き合う実践の場
  • 学生にとっては、キャリアと未来を描く挑戦

 
まさに「宴(うたげ)」のように、多様な人が集い、関わり合いながら、次の可能性をつくっていくプロジェクトなのです。

最後に:あなたも「宴」に参加してみませんか?

『宴(UTAGE)』は、万博という“世界に開かれた舞台”で、多様な人々がつながり、課題に挑むグローバルインターンシップです。
でも、まだ完成したプロジェクトではありません。
 
そこに必要なのは、新しい視点と行動を持つ、あなたのような存在です。

どこかの企業でも、誰かの正解でもなく、あなたの気づきとアイデアが、このプロジェクトに新たな価値を加えます。
一歩を踏み出すことで、社会との関わり方や、自分自身の未来がきっと変わっていきます。
 
あなたの参加が、『宴』をより豊かに、より意味あるものにしてくれる。
ぜひ、説明会に足を運んでみてください。
新しい「挑戦」と「出会い」が、きっと待っています。

(記者 立命館大学 経営管理研究科 ゾウ)

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